2023年05月29日

ビク石ハイク/瀬戸谷温泉ゆらく

北海道からお帰リンゴ/帰静タカ君の歓迎ハイク
ヤマアジサイ見頃/絶滅危惧種のササユリ発見
食べ物充実/ビールと温泉のひととき

昨年より北海道に赴任中のタカ君が半年ぶりに静岡に戻ると言うことで、彼をもてなす内容のハイキングを企画。久しぶりにひと目会って話を聞きたいと多くの会員が集合しました【報告フル】

5/28ビク石ハイク/瀬戸谷温泉ゆらく
フル タカ ヒロヨ トシ ヨシ マサシ タケ タカコ


集合場所の藤枝駅北口に元気な笑顔を見せたタカ君。さっそく北海道の話を聞くと、自然だけではなく温暖な静岡とは違った習俗に戸惑うことも多く、悪戦苦闘しつつも概ね楽しんでやっているとのこと。同じ山をやる人間として自分ごとのように皆喜んでくれました。新しい土地で立派にやっていこうとするバイタリティーはもとよりタカ君の持ちまえであり、精悍さが増したように感じました。

さてルートは瀬戸川、峠の駐車場を起点に市之瀬-ビク石-ふれあい広場コースの周回としました。比較的よく整備され歩きやすく涼しげな林間のコースは、山頂付近の有名なボルダー群のほかお花も楽しめるとあって、手頃な半日ハイキングとなりました。下山したふれあい広場にはガーデニングも素敵なカフェ/レストランなどもありこちらも魅力いっぱいです。

市之瀬の登山口

遊べそうな滝が2つほどある市之瀬のルート

ビク石の名前の由来となるその石

気になるボルダーにとりつくタケ君

竹林も風情があってよい

昔ビク石牧場、今ゆるびく村

温泉に入る前に乾杯!

藤枝駅7時26分発の藤枝市自主運行バスは平日のみで土日祝は8時32分が始発でした。車で参加したタケ君に回送を頼み乗車定員も8名でギリギリセーフ。このため予定のルートを周回に変更し、タイムスケジュールは余裕が生まれました。バスの時刻は反省しきりですが、瀬戸谷温泉ゆらくの食事はしっかりしており、ビールがメインの僕らにも十分満足のいく内容で、今後も利用したいと思います。
  


Posted by ぶなのとも舎 at 10:57ハイキング

2023年05月23日

三つ峠アブミ訓練

もう一つのクライミング術
クリーンクライミングが当たり前の時代・・
最後の足掻きにあえて挑む

人工登攀(エイドクライミング)の登場は戦前のロッククライミングの初期から模索され、戦後の登山ブーム時代に、大胆に岩壁にボルトを打ち込みひたすら真っ直ぐに登りあげる「ディレッティシマ」というスタイルの魅力が熱を帯びて語られました。しかし現在ではそのような登り方は自然を壊すものであり、道徳的に排除する運動が起こり今では見向きもされないものとなりましたが、なぜか僕らはもう一度アブミをやってみたいと思うようになり、忘れていたエイドクライミングに再挑戦しました【報告フル】

5/21 三つ峠アブミ訓練
フル Tamarin タケ ほか2

5月のはじめ「オオヤスリに登ってみたい」と言うある女性のリクエストがありました。
そのルートに新規にボルトを打ったという話はほとんど聞かず、50年も前のボルトに命を預けて良いものか?ほとんどの登山家はNOと答えるでしょう。そこをあえて犯すのはやはりロマンを感じるからであり、僕自身本当にこれが最後の挑戦と覚悟してのことです。(ハイピークルート1970年3月初登)

中央フェース4段ハングの1P目はフリーと人工のミックスであるため、最初がひどくわかりづらいものでした


あとはTRでアブミに各自取り組む

ゲストのOさんは初めてでリードをこなした。彼の存在でオオヤスリ登頂の気持ちが強くなりました

※6月はアブミ強化月刊のため、以後のアブミ訓練報告は割愛いたしますが、ご容赦ください
  


Posted by ぶなのとも舎 at 16:23アルパインクライミング

2023年05月07日

【GW2023/後編】西穂独標

新穂高ロープウェイで快適GW
西穂攻略断念!/独標往復で戻る
荒天の山の厳しさを楽しみに変える

駐車場に咲くミヤマエンレイソウ

今年のGWも無事終了いたしました。当初5名で計画した西穂高でしたが、予定のGW後半は天候の悪化が予想され、4名に減員しなおも実施に漕ぎ着けましたが、アタック当日の穂高岳上空はどんよりと曇っておりました【報告フル】

5/5〜6 西穂高独標
フル ヒロヨ アキラ タカコ


昨年のGWに引き続き西穂を選んだのは、やはりロープウェイの魅力を捨てきれなかったからです。昨年は独標までの計画でしたが、それを踏まえて今年は山頂を目指してみよう、と言うのが僕らの大きな目標でした。しかしながら、我々のパーティーがアイゼンで過酷な岩稜を往復するのは無理であるとの現実を突きつけられた形です。
【5/5アプローチ/雪上訓練/宴会】

パッキング完了、ヨシッ!

西穂高口に新設された展望テラス。ここが一番の眺め

アプローチで早速ピッケル/アイゼンワークの訓練

大人のお菓子

【5/6アタック/下山】
悪天の中、常に天候を見ながら進退を測り進む我パーティーのメンバーは、むしろこの悪天を楽しみ、山の厳しさを喜んで受け入れてくれました。僕にとってはそう言うメンバーに育ってくれたことが本当に嬉しく、まだまだ皆のために心を尽くしてゆこうと誓った次第です。

小鳥のさえずりが僕らの気持ちを励ましてくれた

一部雪はあるものの、岩場はほとんど雪がない

独標を前にアイゼンを外す

風には強弱があり独標の岩場は意外と弱いので助かる

愛しの標柱

皆笑顔だが実際には笑っている状況にない。下山こそ要注意!

参加の皆様ほか、これまで様々な形で準備に関わって頂いた全ての方に厚くお礼申し上げます。  


Posted by ぶなのとも舎 at 08:11アルパインクライミング

2023年05月07日

【GW2023/前編】小川山/鷲頭山

長男がクライミングデビュー/小川山ガマスラブ
お手軽沼津港クルーズ/我入道の渡し

5/3 小川山/ガマスラブ
フル Tamarin ゲスト1


GWの山を後半に設定したため、3日に僕の息子であるNAOTO君を小川山に誘ってみた。初めてクライミングを行うにちょうど良いガマスラブに息子と行くことをTamrinに告げると、二つ返事で参加表明してくれました。彼女もまたGWを小川山で過ごしたかったのでしょう。
GWとあってキャンプ場はほぼ満員。早めに出発したのでなんとか駐車できたが、8時の時点でテントも満開とは皆GW前半から通しで楽しむ人が多かったのではと思われます。なにはともあれ準備をして出発です。



サーフィンとキャンプが趣味と言うNAOTO君は、一人東京の医療現場で働く若者で、GWに祖母の相手をすることを先に予定していました。日頃離れて暮らして久しく会っていませんでしたが、会うたびに成長している様子は親として嬉しくないはずはありません。クライミングにも興味を持ち始め、始めるにちょうどいい年頃かと思いました。


4/29 鷲頭山クライミング/沼津我入道の渡し
フル Tamarin ヒロヨ タカコ


GWスタート!アイゼントレーニングに乗り遅れたヒロヨさんのために、鷲頭山クライミングを沼津港観光とセットで実施!僕は賑やか女子会の完全サポートに回ります。観光客の出足も上々のようです。


タカコ君はビレイの訓練




渡し舟が出向し対岸に到着するまで(約10分)手を振り続けて見送った僕でしたが、女子会チームはまったく気づかなかったようです。1時間ほど沼津港を歩いたら、ベアードビール前でピックアップし、由比漁港で桜海老を買って戻りました。
  


Posted by ぶなのとも舎 at 07:34フリークライミング