2017年10月12日
Oyajiくん追悼/稲子岳南壁

ダケカンバの紅葉がまぶしい稲子岳を堪能!
秋のしらびそ小屋でつい飲みすぎ?
アルパインクライミングスクールの師を悼む

山を長くやると、いろんな出来事や山仲間たちとの思い出が、まさに山のように積み重なって行きます。それはそのほとんどすべてが僕の山の経験となって、スタイルになっていくわけですが、そのなかでも静岡市山岳連盟で知り合った先輩Oyajiくんとの経験は、忘れることが出来ません。でも、その先輩が昨年急逝したのを知ったのはこの春のことでした【報告フル】
10/8-9 Oyajiくん追悼/稲子岳南壁
メンバー フル ほか1

印象的な紅葉の縞模様
Oyajiくんが亡くなって一年が経とうとするこの春、未亡人であるTamrinと2月の黒百合ヒュッテで再会しました。静岡市山岳連盟で行われたアルパインクライミングスクールを立ち上げたのがOyajiくんで、そのお手伝いに僕が参加したのが2010年。そこからご夫妻で夏冬の山をご一緒する機会が増え、Oyajiくんの魅力に僕も引き込まれていきました。その彼の急逝を知らず一年近く過ごしたことは僕にとっては悔いであり、それを償う気持ちも手伝って、Oyajiくん最後の山であった「稲子岳南壁」にTamrinと追悼に出かけました。

稲子湯からしらびそ小屋にいたるトレイルは元トロッコ道。レールが今も残っています

2時間も歩けば小屋に到着。めっきり涼しい山の空気に薪ストーブの煙が暖かさを演出!

小屋ではお馴染みの山ガールとの交流

翌朝、雲ひとつない青空の北八ッを歩きます。トレイルから外れ急な藪を我慢して登ると、明るいダケカンバの斜面で一息

南壁に出ました。正面はかなりスッキリとした壁でルートはいくつかあるようですが、僕らは定番の左カンテに

出だしの1ピッチはTamrin。このピッチはいつも彼女の担当だったそうです

浮石以外には爽快そのもの。紅葉の森が気分を盛り上げます

最後のピッチで先行パーティーに追いつきました。結局2パーティーのみが取り付いたようです

登り上げたところで、Oyajiくんの冥福を祈りました。Tamrinの気持ちに僕は応えることができたかな?僕もココに来てやっとお別れの挨拶ができた気がしました。「安らかにOyajiくん…」

ミドリ池に戻り稲子岳を振り返ります。ここは僕も何度も振り返った思い出の場所。大切にしようと思います
■□■□しずおか山酔会2017年10月11月のプラン■□■□
10/15 高尾山/ハイキング日帰り/初級
10/22 遭難救助訓練見学/竜爪山山麓/ノースウォール
10/29 クライミング講習/立岩/初級~
11/3 紅葉ハイキング/リクエストOK
11/5 クライミング講習/立岩/初級~
11/12 山伏/西日影沢 前夜発/焚き火山行/テント一泊
11/19 アイゼントレーニング/新所原/立岩
11/23 リクエストOK
11/26 大崩海岸ジオハイキング/初級/日帰り
■■■□■■■■■■□■■■■■
★山酔会についてのお問い合わせはフルちゃんまで
古川 賀英(フルちゃん)
メール grabis.by.buna@cy.tnc.ne.jp
携帯メール grabis.by.bunanotomosha@softbank.ne.jp
秋のしらびそ小屋でつい飲みすぎ?
アルパインクライミングスクールの師を悼む

山を長くやると、いろんな出来事や山仲間たちとの思い出が、まさに山のように積み重なって行きます。それはそのほとんどすべてが僕の山の経験となって、スタイルになっていくわけですが、そのなかでも静岡市山岳連盟で知り合った先輩Oyajiくんとの経験は、忘れることが出来ません。でも、その先輩が昨年急逝したのを知ったのはこの春のことでした【報告フル】
10/8-9 Oyajiくん追悼/稲子岳南壁
メンバー フル ほか1

印象的な紅葉の縞模様
Oyajiくんが亡くなって一年が経とうとするこの春、未亡人であるTamrinと2月の黒百合ヒュッテで再会しました。静岡市山岳連盟で行われたアルパインクライミングスクールを立ち上げたのがOyajiくんで、そのお手伝いに僕が参加したのが2010年。そこからご夫妻で夏冬の山をご一緒する機会が増え、Oyajiくんの魅力に僕も引き込まれていきました。その彼の急逝を知らず一年近く過ごしたことは僕にとっては悔いであり、それを償う気持ちも手伝って、Oyajiくん最後の山であった「稲子岳南壁」にTamrinと追悼に出かけました。

稲子湯からしらびそ小屋にいたるトレイルは元トロッコ道。レールが今も残っています

2時間も歩けば小屋に到着。めっきり涼しい山の空気に薪ストーブの煙が暖かさを演出!

小屋ではお馴染みの山ガールとの交流

翌朝、雲ひとつない青空の北八ッを歩きます。トレイルから外れ急な藪を我慢して登ると、明るいダケカンバの斜面で一息

南壁に出ました。正面はかなりスッキリとした壁でルートはいくつかあるようですが、僕らは定番の左カンテに

出だしの1ピッチはTamrin。このピッチはいつも彼女の担当だったそうです

浮石以外には爽快そのもの。紅葉の森が気分を盛り上げます

最後のピッチで先行パーティーに追いつきました。結局2パーティーのみが取り付いたようです

登り上げたところで、Oyajiくんの冥福を祈りました。Tamrinの気持ちに僕は応えることができたかな?僕もココに来てやっとお別れの挨拶ができた気がしました。「安らかにOyajiくん…」

ミドリ池に戻り稲子岳を振り返ります。ここは僕も何度も振り返った思い出の場所。大切にしようと思います
■□■□しずおか山酔会2017年10月11月のプラン■□■□
10/15 高尾山/ハイキング日帰り/初級
10/22 遭難救助訓練見学/竜爪山山麓/ノースウォール
10/29 クライミング講習/立岩/初級~
11/3 紅葉ハイキング/リクエストOK
11/5 クライミング講習/立岩/初級~
11/12 山伏/西日影沢 前夜発/焚き火山行/テント一泊
11/19 アイゼントレーニング/新所原/立岩
11/23 リクエストOK
11/26 大崩海岸ジオハイキング/初級/日帰り
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★山酔会についてのお問い合わせはフルちゃんまで
古川 賀英(フルちゃん)
メール grabis.by.buna@cy.tnc.ne.jp
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Posted by ぶなのとも舎 at
20:39
│アルパインクライミング