2022年12月31日
北八ヶ岳/双子池ヒュッテ

雪深い北八ッの素顔
登山客の少ない静かな八ヶ岳
アプローチにはスノーシューが最も適切

双子池の朝
12月中旬より強まった寒波の影響で八ヶ岳のどのエリアも雪が深く、やや軽く見ていた双子池へのアプローチが最も厳しい道のりでした。これを予想したマサシ君の好判断でスノーシューとワカンを装着し進みましたが3時間と見ていた道のりが4時間半の苦行となりました【報告フル】
12/29-30 北横岳/双子池ヒュッテ
フル アキラ マサシ
秋の沼津港タップルームで「僕は双子池ヒュッテに泊まりたい・・」と言ったのはマサシ君でした。「山小屋もできたら小さい小屋がいい」とのこだわりを持つマサシ君はあちこちの山小屋を訪ね歩いていますが、冬の双子池ヒュッテは初めて。それもそのはず冬営業は最近始めたばかりと言います。

ロープウェイ山頂駅。気温がマイナス10°C前後と低いため、2F無料休憩室はありがたい
冬といえば南八ッのアイス一辺倒だった僕も、以前は麦草ヒュッテやしらびそ小屋などを使って北八ッの冬を楽しんだ思い出があります。
登山の初心者を冬山に誘う場合の定番で大勢の子供らと雪遊びに興じた思い出です。平成の頃には23日が祝日だったため「ホワイトクリスマスを山小屋で」と銘打って計画すると冬休みに入ったばかりの小学生は競って参加しました。
「初心者であってもちゃんと歩けば冬山を楽しめる」。そう言った僕自身の初心を思い起こすことになり、この未経験のエリアに興味が湧きました。やや疲れ気味の今の自分に「初心に帰ろう」と気付かせてくれたのは、マサシ君の提案であり心より感謝します。

まだ寒波の余波が残る山頂には灰色の雲がかかる

雨池を経由して双子池ヒュッテに向かう。林道は通行止め。雨池からトレースがあまりなく、スノーシュー/ワカンを装着

傾斜はほとんどないがスノーシュー一人が通過しただけのトレースはワカンでもよく潜る。マサシ君のみスノーシューのため先頭を進むがワカン2名のペースが遅々として進まない

3時間かけてようやく林道に出る。でもそこから1時間半かけて登り上げるのがしんどい

疲れ果てて小屋に到着。何はともあれビールで体と心を癒す

双子池ヒュッテの若いご主人は蓼科山荘の経営もしており、冬にこの小屋の営業をやりたくてこの小屋を買ったと言いました。大河原峠から伸びる林道は生きていて、スノーモービルを駆使して厳しい冬の営業を実現しました。予約制で5名以上の利用者があれば営業するそうです。出発の朝にはご夫婦から丁寧なお見送りを受けてこちらも礼をします。近くにアイスで有名な春日渓谷がありご自身もアイスを始めたと言い、それならもっと話をしようと再訪を誓いました。

1時間で亀甲池

数名によるトレースがあると聞き、ワカンは使わずアイゼンで登る

樹林を抜けるとしばらくで山頂だが、寒さが気になる

山頂は多くの人で賑わう。ヘルメットをつけているのは僕らだけだった

ロープウェイ駅に13時前に着いた。下山後は温泉は寄らず美濃戸口のJ&Nのランチで〆た

美濃戸口の氷瀑をチェック。まだ早かった
本年の山行は全て終了しました。ご関係の皆様には一年間お付き合いいただきありがとうございました。明日から2023年のスタートとなりますが、変わらずご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
登山客の少ない静かな八ヶ岳
アプローチにはスノーシューが最も適切

双子池の朝
12月中旬より強まった寒波の影響で八ヶ岳のどのエリアも雪が深く、やや軽く見ていた双子池へのアプローチが最も厳しい道のりでした。これを予想したマサシ君の好判断でスノーシューとワカンを装着し進みましたが3時間と見ていた道のりが4時間半の苦行となりました【報告フル】
12/29-30 北横岳/双子池ヒュッテ
フル アキラ マサシ
秋の沼津港タップルームで「僕は双子池ヒュッテに泊まりたい・・」と言ったのはマサシ君でした。「山小屋もできたら小さい小屋がいい」とのこだわりを持つマサシ君はあちこちの山小屋を訪ね歩いていますが、冬の双子池ヒュッテは初めて。それもそのはず冬営業は最近始めたばかりと言います。

ロープウェイ山頂駅。気温がマイナス10°C前後と低いため、2F無料休憩室はありがたい
冬といえば南八ッのアイス一辺倒だった僕も、以前は麦草ヒュッテやしらびそ小屋などを使って北八ッの冬を楽しんだ思い出があります。
登山の初心者を冬山に誘う場合の定番で大勢の子供らと雪遊びに興じた思い出です。平成の頃には23日が祝日だったため「ホワイトクリスマスを山小屋で」と銘打って計画すると冬休みに入ったばかりの小学生は競って参加しました。
「初心者であってもちゃんと歩けば冬山を楽しめる」。そう言った僕自身の初心を思い起こすことになり、この未経験のエリアに興味が湧きました。やや疲れ気味の今の自分に「初心に帰ろう」と気付かせてくれたのは、マサシ君の提案であり心より感謝します。

まだ寒波の余波が残る山頂には灰色の雲がかかる

雨池を経由して双子池ヒュッテに向かう。林道は通行止め。雨池からトレースがあまりなく、スノーシュー/ワカンを装着

傾斜はほとんどないがスノーシュー一人が通過しただけのトレースはワカンでもよく潜る。マサシ君のみスノーシューのため先頭を進むがワカン2名のペースが遅々として進まない

3時間かけてようやく林道に出る。でもそこから1時間半かけて登り上げるのがしんどい

疲れ果てて小屋に到着。何はともあれビールで体と心を癒す

双子池ヒュッテの若いご主人は蓼科山荘の経営もしており、冬にこの小屋の営業をやりたくてこの小屋を買ったと言いました。大河原峠から伸びる林道は生きていて、スノーモービルを駆使して厳しい冬の営業を実現しました。予約制で5名以上の利用者があれば営業するそうです。出発の朝にはご夫婦から丁寧なお見送りを受けてこちらも礼をします。近くにアイスで有名な春日渓谷がありご自身もアイスを始めたと言い、それならもっと話をしようと再訪を誓いました。

1時間で亀甲池

数名によるトレースがあると聞き、ワカンは使わずアイゼンで登る

樹林を抜けるとしばらくで山頂だが、寒さが気になる

山頂は多くの人で賑わう。ヘルメットをつけているのは僕らだけだった

ロープウェイ駅に13時前に着いた。下山後は温泉は寄らず美濃戸口のJ&Nのランチで〆た

美濃戸口の氷瀑をチェック。まだ早かった
本年の山行は全て終了しました。ご関係の皆様には一年間お付き合いいただきありがとうございました。明日から2023年のスタートとなりますが、変わらずご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
Posted by ぶなのとも舎 at 07:11
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