2020年06月10日

コロナ時代の歩き方1/村山古道1

村山古道から登山活動を再開します!
山は、登山は、どうあるべきか?
時代の変化に山酔会は取り組みます


 約2か月の活動自粛を経て6月より当会も活動を再開しました。現在もコロナウィルスの感染は予断を許さない状況にありますが、社会全体がウィルス対策の徹底や事業形態の見直しなど大胆な模索が試みられています。
 僕らしずおか山酔会は再スタートにあたり、テーマを「コロナ時代の歩き方」としました。先行きの解らぬ今、より良い歩き方はどんなものなのかを、実践を通じて考えて行こうと思います。ご関係の皆様にはご理解ご協力のほど、お願い申し上げます【報告フル】

6/7 村山古道1
フル ハルミ マサシ タカ

「現地集合/現地解散」
今回はスタート/ゴールが違うのでこのスタイルはうってつけ。でもどうしてもメンバーの回送に一部乗合いは避けられません。従来は集合は静岡市街で登山口までは僕の車一台でアプローチするのが普通でした。もちろん交通費を参加者が均等に負担することが目的ですが、山仲間とのドライブも歩く前から楽しくコミニュケーションを円滑化します。これに関してはメンバーの違和感はなく僕も抵抗なく実施できました。

「マスク着用/ソーシャルディスタンス」


ストックを使う歩きが普通の僕らはコロナ以前から一定以上の間隔を保つ事は身についています。写真はストックを使った間隔の目安。上が3M下が2Mでストックが前後の人と交錯しない事が目的です。
マスク着用はやや問題がありました。久しぶりの運動という事もあり、歩行中は全員が息苦しさを感じ、ペースダウンしても着用を続けるのは困難でした。このため今回は無理は避けて苦しかったらマスクをズラすようにしました。体調を壊すと遭難リスクが高まるためです。熱中症が心配なこれからの時期は特に気をつけるべき問題でしょう。

村山浅間神社

樹齢1000年を超える杉が見もの。富士修験の歴史の証言者

キイチゴがちょうど食べごろ

ルートのほとんどが杉林の植林地で古道らしき痕跡はかなり消失されています

札打場のケヤキ。ようやく古道の遺跡が現れます

天照教社を経て富士山麓山の家でランチ。山の家は閉鎖解体中でした

富士山麓山の家から西臼塚に至る部分で道を失いヤブを歩いてゴールしました。かつて歩いたことがあり今回も楽勝と臨んだのですが、思わぬ結果に自分も驚いています。

村山古道は富士修験が始まる平安末期ごろから開かれた、富士山最古の道と知られ明治39年まで利用されていましたがその後廃道となり100年以上放置。30年ほど前から再び脚光を浴びるようになりましたが、不分明な部分が多く上級者の引率が必要です。ここを歩く予定の方は十分に注意するようお願いします。

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しずおか山酔会7月のプラン


7/5 安倍東山稜山上湖/富士見岳/俵沢〜野田平周回/ハイキング初級日帰りバス利用
7/12 西湖十二ガ岳/スラブクライミング講習/初級日帰り
7/19 村山古道Ⅱ(西臼塚〜6合目)/中級日帰り
7/23 小川山ガマスラブ/クライミング講習/初級日帰り
7/26 御殿庭〜水ヶ塚周回/初級日帰り

※このプランは会員外のどなたでも参加可能です。中級以上のプランで自信がないとお感じの方はご相談ください
参加希望の場合は古川までメールでお申込みください。
以上

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★山酔会についてのお問い合わせはフルちゃんまで
古川 賀英(フルちゃん)
メール grabis.by.buna@ft.dws.ne.jp
携帯メール grabis.by.bunanotomosha@softbank.ne.jp
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Posted by ぶなのとも舎 at 21:06ハイキング